杜のサンガ: ガーター
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2018年7月5日

Dear Friends

おはようございます、
杜のサンガ@Yukiです。

この6月、杜のサンガがマインドフルネスの日(DOM)を開催してから一年を迎えました。

小さな集まりですし、まず自分たちが実践を継続する場を作ろう!という内容でスタートしました。マインドフルネスの何かを教えることなどできず、ひたすら実践を共有する場を公開しようと考えておりました。

そんなわけで開催告知もごくごく近しい知り合いの方に限り、その他は『ティク・ナット・ハン マインドフルネスの教え』の各地の活動ページに、先輩サンガに連なってご紹介いただく程度にとどめておりました。

東京以北で初めて、という自負のようなものはありましたが、毎月会場を借りて開催を公開し続ける、というのは正直なところ、なかなか経済的な負担もあるために「会場借りるのをやめて縮小しようかな…」としぼみそうになる気持ちを抱きながら、何とかたどり着いた一年でした。

まー、当時最寄だった東京のサンガへ参加しに行くことを考えたら、地元で開催するときの出費など、その比ではありません。それに仙台で開催すること、この場を設ける行為そのものがドネーションでもあります。プライスレス。損得の話ではないなあ。

そこまでの思いに至ることができたのは、これまでの杜のサンガDOM(マインドフルネスの日)に来てくださった方々のおかげです。

時々更新のこのゆるーいブログが、本当に数件の記事しかなかった頃。それでも見つけてくださって、参加してくださった方が何人もおられました。

2017年後半から継続して毎月参加してくださったのがH.M.さんです。学生の頃を仙台で過ごされていたとのことで、ときにローカルな話をしたり、グローバルな話をしたり。


DOMのときはいつもご参加の連絡をくださるのですが、いつもひと言添えられた何気ない言葉に、大きな励ましをいただいたものです。たとえば、

「マインドフルネスの日、参加させて下さい。
先日教えて頂いた歩く瞑想、仕事の合間に試しています。
気分転換というかリフレッシュに効果抜群です。」

どうやって歩いているか、教わったとおりを伝えただけ・・・。早速日々の生活に取り入れて、実践してくださっている。これがなんと嬉しいことでしょうか。

冬の間のプラクティスでは、風邪を引いてすっかり”がおった”私がエネルギーをもらえるよう、一緒に場を保ってくださいました(がおる=仙台弁で「弱る」の意味)。

そのMさんが今年の春、お仕事の関係で仙台を離れることが決まり、4月のDOMに参加できるかどうか、というギリギリの日程でした。

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こんばんは。Mです。
サンガのご案内有難うございます。

あいにく都合がつきません。
今月で仙台を離れるので、杜のサンガに参加できる最後の機会だったのに残念です。
半年ぐらいの期間でしたが、マインドフルネスのいろいろな実践を教えて頂いて、
とても感謝しております。

これからも、テンパッタときは、まず自分の呼吸に気づくことを
心がけていきたいと思います。
杜のサンガのますますの発展を心よりお祈り申し上げます。

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立ち上がって間もないベビーサンガに毎回ご参加くださって、毎月開催のリズムと覚悟が出来上がるほどまでに、サンガの活動を支えてくださいました。

Mさんの存在がどれほどの支えとなったか、励ましをいただいたか。これもまたプライスレス。はかることができないものです。

杜のサンガの礎を一緒に担ってくださったのだなあと、心より感謝しています。本当に有難うございました。

ところでこの旅立ち、、ブログで触れてもよいでしょうか?と恒例の(?)私からのお願いシリーズには、

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こんばんは。Mです。
過分なお言葉、恐れ入ります。
サンガを立ち上げようという、Yukiさんの勇気と努力があってのおかげです。

仙台からの旅立ちは二度目、学生のときと比べて、若干くたびれた
さえない旅立ちですが、遠慮なく扱って頂いて結構です。
それでは、どうぞお元気でお過ごし下さい。

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くぅぅー、泣けてくるでは、ありませんか(T_T)

さえない旅立ちなんてことはありません。築いてきたこと、影響力が及んだこと、歩んだ道には、かならず足跡がついている。杜のサンガに勇気という足跡をくださったMさん。


写真は、今年の1月にタイランドのプラムビレッジで購入してきた書を掛け軸にしたものです。こう思い入れ深い宝物となるとは、何も考えていなかったけど・・・、わかっていたような・・・。私たちはインター・ビーイング、相互存在なのだ、その思いを胸に、これからも歩んでいきます。

杜のサンガの仲間の誰かが呼吸に帰るとき、サンガの他の仲間たちも、ともにあります。これからも自分自身の呼吸とともに、健やかに歩んでいきましょう。Mさんをはじめ、杜のサンガに来てくださった皆さんのますますのご健勝をお祈りいたしております。

そして時には、仙台へ遊びに帰ってきてくださったなら。
いつでもお待ちしておりますよ(^0^)

タイ(ティク・ナット・ハン禅師)によるガーター(偈)から、『Dear Friends』を送ります。歌を知りたい方は、杜のサンガDOMへ遊びにどうぞ♪

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『Dear Friends』 

Dear friends, dear friends

Let me tell you how I feel

You have given me such treasure

I love you so

Love, joy, inner peace,

Like a Sunday moning breeze

All my friends you are so welcome

I live you so

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Joyful Harmony,
Yuki

2018年2月6日

近くにいても離れていても

杜のサンガ@Yukiです。

杜のサンガで一緒にプラクティスをしていたI.K.さんから、
嬉しいお便りをいただきました。

お便りの言葉がとても詩的で美しくて、
ゆったり過ごした夏の時間が思い出されたり、
新しい土地で豊かな時間を過ごされていることが伝わって、
何度も読み返しちゃいました。

いただいたお便りをブログでご紹介させてください~!という
無理なお願いにも関わらず、快くご了承くださいましたので、
皆さんにシェアさせていただきますね。

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 ご無沙汰していますが、お元気ですか。
 毎月杜のサンガの案内をありがとうございます。

 実は、先週東京に引っ越しました。
 色々なことが急に決まり、
 慌ただしく仙台を後にすることになったため、
 事前にお知らせできず、申し訳ありませんでした。

 2回のみの参加でしたが、平和な沈黙の中食べたお弁当が
 格別に美味しく感じられたこと、
 公園での瞑想が天国にいるように心地よかったこと、
 歩く瞑想がとても楽しかったことなど、
 心に残る想い出ばかりです。

 いつも穏やかに、そして親切に色々教えてくださったこと、
 感謝しています。
 どうもありがとうございました。

 こちらでの生活が落ち着いたら、
 東京のサンガの活動など、調べてみようかと思います。
 東京も昨日は大雪で、足がズボっと埋まるくらい積もりました。
 今朝は、一面の銀世界を犬の散歩。
 雪は好きな犬なのですが、あまりに深くて歩きづらそうでした。
 それでも私は楽しくて、雪化粧した近所の公園に見とれていました。

 仙台の寒さに慣れていたので、雪が降ろうとも東京は暖かく感じます。
 仙台は、暮らしやすい街でした。
 光のページェント、広瀬川、水の森公園、佐市のおはぎ、
 秋保温泉、せり鍋、犬仲間など。
 素敵な想い出ができました。

 そちらも冬本番ですが、どうぞお身体に気をつけてください。
 
 (2018.1.23 I.K.さまより)

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仙台を離れてしまわれたことには、寂しい思いもあります。
けれど、私たちはインター・ビーイング、相互存在です。
プラクティスを共有した仲間であれば、より一層、
お互いの中にしっかりと存在しています。

『No coming, No going』の詩は、
タイ(ティク・ナット・ハン禅師)によるガーター(偈)です。
プラムビレッジの歌う瞑想でよく歌われる、
私の好きな歌の一つです。

Impermanenceをリラックスして受け止めることができる、
素適な詩だなあと思います。

人の世にはたくさんの出会いと別れがあります。

物理的なものであれ、精神的なものであれ、
親しいものや愛するものと離れようとする時、
愛するがゆえの離れがたさが執着となって
苦しみを生むことがありますが、

このガーターを思い起こすことで、
寂しい、あるいは悲しい気持ちを抱き締めながら、
執着を手放してよいとわかります。
存在に対する感謝の想いが深まります。

近くにいても、離れていても、
私たちは一つの河。
ともに流れている大きな河です。
そのことを信頼して、歌で、
送り出しましょう♪

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『No Coming, No Going』 
 No coming,  no going
 No after,  no before 
 I hold you close to me
 I release you to be so free 
 Because I am in you
 And you are in me 
 Because I am in you
 And you are in me
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Joyful Harmony,
Yuki