杜のサンガ: お便り
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2019年1月25日

2月のマインドフルネスの日(気づきの日)開催のお知らせ

こんばんは。
杜のサンガ@Yukiです。

冬本番のこの頃です、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

2月のマインドフルネスの日(気づきの日)開催のお知らせです。清清しい冬の空のもと、ゆったり呼吸にかえる一日をご一緒に過ごせましたら幸いです。

私は先の年末年始、プラムビレッジThailandのリトリートに、今回も!参加することができました。というのも仕事の一部が変わったこともあり、難しいかなあ~と思っていたからです。

ですが、整うときは整う。そういうものですね。

これは私がゆきたいと願っていることの現れであり、何か必要なものが私を待っていることのサインであり。

であれば、行くのです~。

そうしてサンガにお土産を持ち帰ることに・・・。それは流れる水のように、表になり裏になり、皆さまに伝わってゆくことでしょう。ご参加をお待ちしておりますね。

今回は、DOMのお知らせのほかに、ブラザーサンライトからのお便りを末尾にご紹介します。素敵な旅をなさった様子が伝わってきます。そしてブラザーと同じく、私たちにとっても精神的なルーツの確かな一つとのふれあいです。どうぞお読みください。

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●2月3日(日)Day of Mindfulness マインドフルネスの日●

この日は午前中、ワシントンからのアンフーンさん&トゥさんご夫妻のライブ法話に参加します(法話は10時~12時半を予定)。その後、食べる瞑想(昼食)、歌う瞑想、座る瞑想、歩く瞑想、お茶の瞑想、ダルマシェアリングなどを行います。

会場は和室となります。冷暖房、茶器、テーブル、座布団があります。座布、横になる瞑想時に体にかける布などをお持ちください。

場所:仙台市加茂市民センター 2F和室

   〒981-3122 宮城県仙台市泉区加茂4丁目2番地

申込み:参加ご希望の方はご連絡ください。

時間:9時30分~16時00分(午前、午後だけの参加も可)
   法話の5分前にはお座りくださいますようお願いいたします。

参加費:1,000円+ドネーション

アン・フーン&トゥご夫妻は、毎回無償で法話してくださっています。
ご夫妻へのドネーション(お布施)袋を設置しておりますので、よろしくお願いいたします。

持ち物:
 ・昼食として、菜食のお弁当、おにぎり等をお持ちください。

 ・天気がよければ、外で歩く瞑想をします。温かい服装、歩きやすい靴、帽子や手袋をお持ちください。

 ・プラムヴィレッジの実践を解説する小冊子「リトリートへようこそ」等をお持ちの方は、当日ご持参ください。お持ちでない方は、当日貸出用の冊子を用意していますのでご安心ください(購入もできます)。

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★ティク・ナット・ハン師の歩みをたどる旅★
 ~日本人僧侶ブラザーサンライトからの手紙~

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こんにちは。
ブラザーサンライトです。
年末リトリートは楽しかったですね!

私はあのリトリート直後から、フエの慈孝寺にタイを訪ね、そこからタイゆかりの地を巡る旅に出ました。

昨日は、若き日のタイが理想と夢を実現された、PVの前身=伝説の地フォンボイ(ベトナム戦争で破壊された)にも行ってきました。
これからタイPVに帰るところです。

私は正月に、タイとお茶を飲むこともできたし、タイの付き人として一緒に並んで慈孝寺を一周 歩く瞑想もできたし、タイの師匠やそのまた師匠の旧蹟にもお参りすることもできたし…最高に素晴らしい、記念碑的な旅となりました。


タイが帰還されたとき、撫でられていた慈孝寺の正門です。


タイが修行僧の時代、毎日座っていた禅堂です。


この写真はフォンボイです。


では、またお会いいたしましょう。
よろしくね。

にっこり
日光
サンライト

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2018年7月5日

Dear Friends

おはようございます、
杜のサンガ@Yukiです。

この6月、杜のサンガがマインドフルネスの日(DOM)を開催してから一年を迎えました。

小さな集まりですし、まず自分たちが実践を継続する場を作ろう!という内容でスタートしました。マインドフルネスの何かを教えることなどできず、ひたすら実践を共有する場を公開しようと考えておりました。

そんなわけで開催告知もごくごく近しい知り合いの方に限り、その他は『ティク・ナット・ハン マインドフルネスの教え』の各地の活動ページに、先輩サンガに連なってご紹介いただく程度にとどめておりました。

東京以北で初めて、という自負のようなものはありましたが、毎月会場を借りて開催を公開し続ける、というのは正直なところ、なかなか経済的な負担もあるために「会場借りるのをやめて縮小しようかな…」としぼみそうになる気持ちを抱きながら、何とかたどり着いた一年でした。

まー、当時最寄だった東京のサンガへ参加しに行くことを考えたら、地元で開催するときの出費など、その比ではありません。それに仙台で開催すること、この場を設ける行為そのものがドネーションでもあります。プライスレス。損得の話ではないなあ。

そこまでの思いに至ることができたのは、これまでの杜のサンガDOM(マインドフルネスの日)に来てくださった方々のおかげです。

時々更新のこのゆるーいブログが、本当に数件の記事しかなかった頃。それでも見つけてくださって、参加してくださった方が何人もおられました。

2017年後半から継続して毎月参加してくださったのがH.M.さんです。学生の頃を仙台で過ごされていたとのことで、ときにローカルな話をしたり、グローバルな話をしたり。


DOMのときはいつもご参加の連絡をくださるのですが、いつもひと言添えられた何気ない言葉に、大きな励ましをいただいたものです。たとえば、

「マインドフルネスの日、参加させて下さい。
先日教えて頂いた歩く瞑想、仕事の合間に試しています。
気分転換というかリフレッシュに効果抜群です。」

どうやって歩いているか、教わったとおりを伝えただけ・・・。早速日々の生活に取り入れて、実践してくださっている。これがなんと嬉しいことでしょうか。

冬の間のプラクティスでは、風邪を引いてすっかり”がおった”私がエネルギーをもらえるよう、一緒に場を保ってくださいました(がおる=仙台弁で「弱る」の意味)。

そのMさんが今年の春、お仕事の関係で仙台を離れることが決まり、4月のDOMに参加できるかどうか、というギリギリの日程でした。

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こんばんは。Mです。
サンガのご案内有難うございます。

あいにく都合がつきません。
今月で仙台を離れるので、杜のサンガに参加できる最後の機会だったのに残念です。
半年ぐらいの期間でしたが、マインドフルネスのいろいろな実践を教えて頂いて、
とても感謝しております。

これからも、テンパッタときは、まず自分の呼吸に気づくことを
心がけていきたいと思います。
杜のサンガのますますの発展を心よりお祈り申し上げます。

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立ち上がって間もないベビーサンガに毎回ご参加くださって、毎月開催のリズムと覚悟が出来上がるほどまでに、サンガの活動を支えてくださいました。

Mさんの存在がどれほどの支えとなったか、励ましをいただいたか。これもまたプライスレス。はかることができないものです。

杜のサンガの礎を一緒に担ってくださったのだなあと、心より感謝しています。本当に有難うございました。

ところでこの旅立ち、、ブログで触れてもよいでしょうか?と恒例の(?)私からのお願いシリーズには、

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こんばんは。Mです。
過分なお言葉、恐れ入ります。
サンガを立ち上げようという、Yukiさんの勇気と努力があってのおかげです。

仙台からの旅立ちは二度目、学生のときと比べて、若干くたびれた
さえない旅立ちですが、遠慮なく扱って頂いて結構です。
それでは、どうぞお元気でお過ごし下さい。

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くぅぅー、泣けてくるでは、ありませんか(T_T)

さえない旅立ちなんてことはありません。築いてきたこと、影響力が及んだこと、歩んだ道には、かならず足跡がついている。杜のサンガに勇気という足跡をくださったMさん。


写真は、今年の1月にタイランドのプラムビレッジで購入してきた書を掛け軸にしたものです。こう思い入れ深い宝物となるとは、何も考えていなかったけど・・・、わかっていたような・・・。私たちはインター・ビーイング、相互存在なのだ、その思いを胸に、これからも歩んでいきます。

杜のサンガの仲間の誰かが呼吸に帰るとき、サンガの他の仲間たちも、ともにあります。これからも自分自身の呼吸とともに、健やかに歩んでいきましょう。Mさんをはじめ、杜のサンガに来てくださった皆さんのますますのご健勝をお祈りいたしております。

そして時には、仙台へ遊びに帰ってきてくださったなら。
いつでもお待ちしておりますよ(^0^)

タイ(ティク・ナット・ハン禅師)によるガーター(偈)から、『Dear Friends』を送ります。歌を知りたい方は、杜のサンガDOMへ遊びにどうぞ♪

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『Dear Friends』 

Dear friends, dear friends

Let me tell you how I feel

You have given me such treasure

I love you so

Love, joy, inner peace,

Like a Sunday moning breeze

All my friends you are so welcome

I live you so

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Joyful Harmony,
Yuki

2018年5月23日

忙しい日々を送る先生たちへ


こんにちは、
杜のサンガ@Yukiです。

今年のGWプラムビレッジ・ジャパンツアーでは、学校の先生や保育士さん、子どもに何かを教えている方、スクールカウンセラー、その他教育に関心のある方などを対象とした「教育者のためのマインドフルネス・デー」も開催されていました。

私は同日開催の別のイベントに参加しており「体はいっこだし、二つは行けないよね・・・」と思っていましたが、これがサンガボディー Sangha Body っていうことなんですかねえ、杜のサンガのメンバーあきこさんがそちらに参加されていました。

やった♪ やった♪ やった♪

あきこさんは昨年に引き続き、2回目の参加とのこと。
感想を寄せてくださいましたので、有難くシェアいたします(^人^)



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皆さま、こんにちは。
いつもありがとうございます。 

まずはお知らせです。

7月6〜8日に私の所属するヨーガ療法学会の研究総会と国際会議が仙台国際センターで行われます。一般の方向けには、ヨーガ療法を体験していただける『市民公開講座』(無料です)や、海外から集まるセラピストの実習を『分科会』にて体験していただけます。

詳しくはHPをご覧になってみてください。
http://www.jytsc2018.com/

そして
教育者のためのマインドフルネスに参加してきましたので、感想をさらりと。

このイベントには今年が2回目の参加でしたが、1回目よりもブラザーやシスターの言葉が身体に染み込んでいくのがわかりました。

初めて聞くような新鮮さは失われず、ひと言ひと言がゆっくり呼吸とともにお腹の底へ落ちていくような感覚を楽しみました。

『座る瞑想』を実践できていたんでしょうかねー

あきこ

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何回聞こうとも、初めて聞くような新鮮さがある。
わかります~
受け取る私たちも変化しているから。
より心が開いているから。

かけがえのない時間を過ごされことを感じました。
あきこさんの体験が、杜のサンガの集合意識にも染み込んでいることでしょう。

教育者のためのマインドフルネス・デーは、2018年4月30日 (月祝)、早稲田大学 戸山キャンパス 33号館 3階 第1会議室にて、プラムヴィレッジ招聘委員会の主催で行なわれました。

生活指導や授業の準備、保護者の対応、部活の指導などに追われ、忙しい日々を送る先生たちが、一度立ち止まって、ゆっくり呼吸をし、「いま・ここ」に還る時間をもつことができるように。私たち一人一人の中に調和と愛を生み出す、気づきのエネルギーを思い出すことができるように。

この開催には、タイ(ティク・ナット・ハン師)から送られた、こんな思いがこめられています。

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ティク・ナット・ハン師のメッセージ
(2013年「日本のみなさんへ」より抜粋 http://www.windofsmile.com/tojapan

「ウェイクアップ・スクール」という活動があります。
これはマインドフルネスを学校のカリキュラムに導入するという試みで、すでにアメリカ合衆国、イギリス、カナダ、インド、タイ、香港など、世界で展開されています。
学校では道徳や倫理を教える時間がありますが、一体何を教えれば生徒の人生に役立つのかを、悩んでいる教師たちが多くいます。
教師と親がマインドフルに生きることのすばらしさを学び、若者たちと一緒に実践できるようにと、プラムヴィレッジは教育者対象のリトリートを世界のあちこちで行っています。
日本では毎年たくさんの若者が、学校でのいじめ、うつ、ストレスなどが原因で自らの命を絶っているようです。マインドフルネスの実践を導入すれば、多くの命を救うことができ、もっと健やかで、リラックスした、幸せな学校環境を築くことができます。

ここで、私はあなたにおすすめしたいことがあります。
テレビのスイッチを切り、パソコンのスイッチも切って、本を片づけてしまいましょう。そして、ほんとうにあなた自身のためにそこに存在してみるのです。
そうすれば、あなたは愛するものたちのために存在することができるでしょう。その中には母なる大地も含まれています。
今度あなたが立ち止まって、桜のようなすばらしい自然を楽しむときは、私たちすべてのためにそうしていることを、どうか思い出してください。あなたの近くにいるもの、遠くにいるもの、生きているもの、もう生きていないもの。そのすべての存在のために。
そして、ほほえんでください。
平和はあなたの美しいほほえみから始まります。
 2013年3月 ティク・ナット・ハン

※ 教育者のための参考図書: ティク・ナット・ハン著(KADOKAWA)
『ブッダが教える「生きる力」の育て方 ~子どもとできるマインドフルネス瞑想~』
http://www.kadokawa.co.jp/product/321412000240/

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この「日本のみなさんへ」のメッセージには、他にも大切な示唆が伝えられています。
「忙しさという現代の病」について触れられた部分は、ドキリとしたというか、深く感ずるものがありました。

皆さんもぜひ読んでみてくださいね。

Joyful Harmony,
Yuki

2018年2月6日

近くにいても離れていても

杜のサンガ@Yukiです。

杜のサンガで一緒にプラクティスをしていたI.K.さんから、
嬉しいお便りをいただきました。

お便りの言葉がとても詩的で美しくて、
ゆったり過ごした夏の時間が思い出されたり、
新しい土地で豊かな時間を過ごされていることが伝わって、
何度も読み返しちゃいました。

いただいたお便りをブログでご紹介させてください~!という
無理なお願いにも関わらず、快くご了承くださいましたので、
皆さんにシェアさせていただきますね。

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 ご無沙汰していますが、お元気ですか。
 毎月杜のサンガの案内をありがとうございます。

 実は、先週東京に引っ越しました。
 色々なことが急に決まり、
 慌ただしく仙台を後にすることになったため、
 事前にお知らせできず、申し訳ありませんでした。

 2回のみの参加でしたが、平和な沈黙の中食べたお弁当が
 格別に美味しく感じられたこと、
 公園での瞑想が天国にいるように心地よかったこと、
 歩く瞑想がとても楽しかったことなど、
 心に残る想い出ばかりです。

 いつも穏やかに、そして親切に色々教えてくださったこと、
 感謝しています。
 どうもありがとうございました。

 こちらでの生活が落ち着いたら、
 東京のサンガの活動など、調べてみようかと思います。
 東京も昨日は大雪で、足がズボっと埋まるくらい積もりました。
 今朝は、一面の銀世界を犬の散歩。
 雪は好きな犬なのですが、あまりに深くて歩きづらそうでした。
 それでも私は楽しくて、雪化粧した近所の公園に見とれていました。

 仙台の寒さに慣れていたので、雪が降ろうとも東京は暖かく感じます。
 仙台は、暮らしやすい街でした。
 光のページェント、広瀬川、水の森公園、佐市のおはぎ、
 秋保温泉、せり鍋、犬仲間など。
 素敵な想い出ができました。

 そちらも冬本番ですが、どうぞお身体に気をつけてください。
 
 (2018.1.23 I.K.さまより)

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仙台を離れてしまわれたことには、寂しい思いもあります。
けれど、私たちはインター・ビーイング、相互存在です。
プラクティスを共有した仲間であれば、より一層、
お互いの中にしっかりと存在しています。

『No coming, No going』の詩は、
タイ(ティク・ナット・ハン禅師)によるガーター(偈)です。
プラムビレッジの歌う瞑想でよく歌われる、
私の好きな歌の一つです。

Impermanenceをリラックスして受け止めることができる、
素適な詩だなあと思います。

人の世にはたくさんの出会いと別れがあります。

物理的なものであれ、精神的なものであれ、
親しいものや愛するものと離れようとする時、
愛するがゆえの離れがたさが執着となって
苦しみを生むことがありますが、

このガーターを思い起こすことで、
寂しい、あるいは悲しい気持ちを抱き締めながら、
執着を手放してよいとわかります。
存在に対する感謝の想いが深まります。

近くにいても、離れていても、
私たちは一つの河。
ともに流れている大きな河です。
そのことを信頼して、歌で、
送り出しましょう♪

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『No Coming, No Going』 
 No coming,  no going
 No after,  no before 
 I hold you close to me
 I release you to be so free 
 Because I am in you
 And you are in me 
 Because I am in you
 And you are in me
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Joyful Harmony,
Yuki