5月 2018|杜のサンガ

2018年5月23日

忙しい日々を送る先生たちへ


こんにちは、
杜のサンガ@Yukiです。

今年のGWプラムビレッジ・ジャパンツアーでは、学校の先生や保育士さん、子どもに何かを教えている方、スクールカウンセラー、その他教育に関心のある方などを対象とした「教育者のためのマインドフルネス・デー」も開催されていました。

私は同日開催の別のイベントに参加しており「体はいっこだし、二つは行けないよね・・・」と思っていましたが、これがサンガボディー Sangha Body っていうことなんですかねえ、杜のサンガのメンバーあきこさんがそちらに参加されていました。

やった♪ やった♪ やった♪

あきこさんは昨年に引き続き、2回目の参加とのこと。
感想を寄せてくださいましたので、有難くシェアいたします(^人^)



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皆さま、こんにちは。
いつもありがとうございます。 

まずはお知らせです。

7月6〜8日に私の所属するヨーガ療法学会の研究総会と国際会議が仙台国際センターで行われます。一般の方向けには、ヨーガ療法を体験していただける『市民公開講座』(無料です)や、海外から集まるセラピストの実習を『分科会』にて体験していただけます。

詳しくはHPをご覧になってみてください。
http://www.jytsc2018.com/

そして
教育者のためのマインドフルネスに参加してきましたので、感想をさらりと。

このイベントには今年が2回目の参加でしたが、1回目よりもブラザーやシスターの言葉が身体に染み込んでいくのがわかりました。

初めて聞くような新鮮さは失われず、ひと言ひと言がゆっくり呼吸とともにお腹の底へ落ちていくような感覚を楽しみました。

『座る瞑想』を実践できていたんでしょうかねー

あきこ

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何回聞こうとも、初めて聞くような新鮮さがある。
わかります~
受け取る私たちも変化しているから。
より心が開いているから。

かけがえのない時間を過ごされことを感じました。
あきこさんの体験が、杜のサンガの集合意識にも染み込んでいることでしょう。

教育者のためのマインドフルネス・デーは、2018年4月30日 (月祝)、早稲田大学 戸山キャンパス 33号館 3階 第1会議室にて、プラムヴィレッジ招聘委員会の主催で行なわれました。

生活指導や授業の準備、保護者の対応、部活の指導などに追われ、忙しい日々を送る先生たちが、一度立ち止まって、ゆっくり呼吸をし、「いま・ここ」に還る時間をもつことができるように。私たち一人一人の中に調和と愛を生み出す、気づきのエネルギーを思い出すことができるように。

この開催には、タイ(ティク・ナット・ハン師)から送られた、こんな思いがこめられています。

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ティク・ナット・ハン師のメッセージ
(2013年「日本のみなさんへ」より抜粋 http://www.windofsmile.com/tojapan

「ウェイクアップ・スクール」という活動があります。
これはマインドフルネスを学校のカリキュラムに導入するという試みで、すでにアメリカ合衆国、イギリス、カナダ、インド、タイ、香港など、世界で展開されています。
学校では道徳や倫理を教える時間がありますが、一体何を教えれば生徒の人生に役立つのかを、悩んでいる教師たちが多くいます。
教師と親がマインドフルに生きることのすばらしさを学び、若者たちと一緒に実践できるようにと、プラムヴィレッジは教育者対象のリトリートを世界のあちこちで行っています。
日本では毎年たくさんの若者が、学校でのいじめ、うつ、ストレスなどが原因で自らの命を絶っているようです。マインドフルネスの実践を導入すれば、多くの命を救うことができ、もっと健やかで、リラックスした、幸せな学校環境を築くことができます。

ここで、私はあなたにおすすめしたいことがあります。
テレビのスイッチを切り、パソコンのスイッチも切って、本を片づけてしまいましょう。そして、ほんとうにあなた自身のためにそこに存在してみるのです。
そうすれば、あなたは愛するものたちのために存在することができるでしょう。その中には母なる大地も含まれています。
今度あなたが立ち止まって、桜のようなすばらしい自然を楽しむときは、私たちすべてのためにそうしていることを、どうか思い出してください。あなたの近くにいるもの、遠くにいるもの、生きているもの、もう生きていないもの。そのすべての存在のために。
そして、ほほえんでください。
平和はあなたの美しいほほえみから始まります。
 2013年3月 ティク・ナット・ハン

※ 教育者のための参考図書: ティク・ナット・ハン著(KADOKAWA)
『ブッダが教える「生きる力」の育て方 ~子どもとできるマインドフルネス瞑想~』
http://www.kadokawa.co.jp/product/321412000240/

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この「日本のみなさんへ」のメッセージには、他にも大切な示唆が伝えられています。
「忙しさという現代の病」について触れられた部分は、ドキリとしたというか、深く感ずるものがありました。

皆さんもぜひ読んでみてくださいね。

Joyful Harmony,
Yuki

2018年5月15日

6月のマインドフルネスの日(気づきの日)開催のお知らせ

杜のサンガ@Yukiです。

ゴールデン・ウィークはいかがお過ごしでしたか?

プラムビレッジのジャパンツアーも、各方面充実して行なわれました。私は聖路加国際病院で開催された医療・心理職者向けの研修会(参加者80名ほど)、同じく少人数でのワークショップ(参加者30名ほど)、そして富士山麓で開催されたリトリート(参加者130名ほど)に参加しました。たっぷりのPV week ♪

参加のレポートは、気が向いたらもしかしたら書く・・・カモ

富士山と呼吸する

今年はメインの富士山リトリートに加えて、前後の日程で主に西日本・九州方面でイベントツアーも開催されました。名古屋や熊本など、予想以上の参加者で盛り上がったようです。シスターが「来年はぜひ日本の北の方面へ」と仰ってくださったので、札幌や日光サンガなどと連携して、東北・北海道にブラザー・シスターをお呼びできれば嬉しいですね。温泉合宿とか~、楽しそうじゃないですか?(^▽^)

さて、6月のマインドフルネスの日(気づきの日)開催のお知らせです。いつもの全国でつながる日(6月3日)は、残念ながら世話人不在のため別日程といたします。ワシントンからのアンフーンさん&トゥさんご夫妻の法話はありませんので、その旨ご承知おきください。

緑深まる慈愛の一日、ゆったりと呼吸に帰る一日。ご一緒できたら嬉しいです。

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●6月24日(日)Day of Mindfulness マインドフルネスの日●

この日は座る瞑想、ディープリラクゼーション、5つのマインドフルネストレーニングを読む、食べる瞑想(昼食)、歌う瞑想、歩く瞑想、ダルマシェアリングなどを行います。

会場は会議室となります。冷暖房、茶器、テーブル、椅子がありますが、座布団の用意はありません。床に敷くヨガマットや厚めの敷物、座布、横になる瞑想時に体にかける布などをお持ちください(ある程度の敷物をこちらで用意しておりますので、座布やひざ掛けなどをお持ちいただければ大丈夫です)。

場所:仙台市加茂市民センター 別棟会議室

   〒981-3122 宮城県仙台市泉区加茂4丁目2番地

交通:地下鉄南北線八乙女駅から

  市営バス> http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/
  ・北環状線経由南吉成行、川平団地経由北中山・聖和短大行「加茂四丁目南」下車 徒歩3分

  宮交バス> http://www.miyakoujikoku.com
  ・加茂小学校経由 長命ヶ丘二丁目行「加茂四丁目」下車 徒歩1分
  ・加茂四丁目南経由 長命ヶ丘二丁目行「加茂四丁目南」下車 徒歩3分

申込み:参加ご希望の方はブログ内「ご連絡フォーム」からご連絡ください。

時間:9時30分~16時00分(午前、午後だけの参加も可)

参加費:1,000円

持ち物:
 ・昼食として、菜食のお弁当、おにぎり等をお持ちください。
 ・天気がよければ、外で歩く瞑想をします。歩きやすい靴、日よけの帽子をお持ちください。
 ・プラムヴィレッジの実践を解説する小冊子「リトリートへようこそ」等をお持ちの方は、当日ご持参ください。お持ちでない方は、当日貸出用の冊子を用意していますのでご安心ください。